Zeus

現在の社会保障制度において、40歳以上のALS患者さんを含む多くの神経難病患者さんは

原則として介護保険を利用した車いすレンタルが適用されています。

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介護保険は、元来65歳以上の一般高齢者を対象とした制度であり、

介護保険レンタル市場で提供されている車いすは

・身長170cm以上の方

・人工呼吸器を装着されたような重度身体障害の方

のレンタル利用は想定されていません。
 

そんななか、手作りで部品をサービス製作したり、後付け部品を開発したりして対応してきましたが、

既存の車いすをベースにして対応する限界も見えてきました。

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また、

「私自身が患者になった際には誰が改造を必要とする車いす調整をしてくれるのであろうか？」

と、世の同業他社の車いすレンタル提供状況に対する不安感は

現場を知っているからこそより強く感じました。

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仮に、補装具として支給提供される車いすであっても  はたして満足なモノが出来上がってくるのか？

と、不安感は同様でした。

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これまで関わってきた患者さんからの意見、

介護保険レンタル車いすだけでなく、重度身体障害児への補装具車いす・座位保持装置支給品を通して

15年以上にわたり、座りに対してこだわってきた自分自身の経験と感性を基に、

私自身が満足できる車いすとして Zeus を介護保険レンタル市場に出しました。

 

​Zeusは、私の自分ファーストから生まれた車いすなのです。

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